leaf's blog

記録しておきたい文章を綴ります。

55歳からのハローライフ

年末の自分へのボーナスとして、Amazonで新刊書を4冊購入。

図書館では、予約が難しいものばかり。

で、初めに手に取ったのは、村上龍の「55歳からのハローライフ」。

地方紙に連載されていた、中編小説を5編。

村上龍さんがテレビ出演などで抱いた「今」への眼差しを、小説の中に織り込んでいる。

効率的経営を求めるが故のあらゆる業界の変化、就職難、そして無力感。

ホームレスと背中合わせの切迫感。

最後の砦のはずの家族ともわかりあえない焦燥感。

婚活も、自分のハードル、相手のハードルの高さに目も眩む。

少しでも「マシ」な明日を。辛くなったら、「お茶」を一服ゆっくりと。