横須賀芸術劇場の1階K列中央という、最高の席で、由紀さおり&ピンクマルティーニ・ジャパンツアーの初日を楽しんだ。
母への親孝行(結果的にスポンサー?)にもなった。
10年前、由紀さおりのアルバムを「ジャケ買い」し、歌声にほれ込んだピンクマルティーニは、アルバムの「Taya Tan」を録音、YouTubeにup。
それを観た由紀さおりがアプローチ、アメリカでのコンサートを成功させ、そして昨日から、ようやくジャパンツアーが始まった。チケットは「完売」。
リーダーのトーマスは、赤いランドセルを抱えて登場。
英語と拙い日本語を交えながら、曲紹介をしてくれます。
グループのボーカル、チャイナさんが何曲か披露してから、「Taya Tan」という曲の2曲目から由紀さおりさんが登場。
ブルーライトヨコハマ、夕月、いいじゃないの幸せならば など、「知ってる!歌える」曲が続き、誕生日だったティモシー・ニシモトさんとのデュエット「真夜中のボサノバ」や由紀さおりさんのデビュー曲「夜明けのスキャット」も披露。
ピンクマルティーニのオリジナルボーカル、チャイナさんが3分の1ほどボーカルをとり、トルコの音楽、フランス語、スペイン語、英語、日本語を駆使して、バンドのレパートリーの広さを楽しませてくれました。
「菊千代と申します」というゲイシャさんの歌が、映画「SAYURI」のようで、とっても奇妙だったのですが、和田弘さん作ということで、納得。
由紀さおりさんは、語りの間がとってもいい。「ツボ」を心得ています。
お姉さまとご一緒の「童謡」路線は、9月の中国公演で一区切りのはずが、中止となったようです。またいつか復活するのでしょう。今は「歌謡曲」。
アンコールの最後は「ブラジル」。
最近、吹奏楽でも聴いたばかりだったので、うれしかったよ!