- 作者: 伊坂幸太郎
- 出版社/メーカー: 新潮社
- 発売日: 2010/12
- メディア: 単行本
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伊坂幸太郎の10年目にして初エッセイ集。
研究室にいたときに、院生から紹介された伊坂幸太郎。
それからほとんど新刊を追い続けてきた。
マスコミにまったくと言っていいほど登場しないので、すべて「作品」を通して作家と対峙してきた。
しかしこのエッセイ集で、ずいぶんと「伊坂幸太郎通」になった。
何しろ、全エッセイに語り下ろし脚注が自筆でしたためられており「このときは、こんな状況だったんだよね」と披歴してくれるサービスぶり。
伊坂幸太郎が作家として地位を確立したこの10年。
自分と引き比べるのは悲しくなるからやめておく。
伊坂幸太郎が影響を受けた作家、知らない人多すぎ。
これから読み進める楽しみもあるが。
まず『鎌倉ものがたり』あたりから。
鎌倉が異界だなんて、初めて知った。
パワースポットなのか?
伊坂幸太郎さんは、ずっと仙台で作品を送りだしてほしい。