leaf's blog

記録しておきたい文章を綴ります。

もし高校野球の女子マネージャーがドラッガーの『マネジメント』を読んだら


ベストセラー。手に取ったのは16刷。
いつか図書館で借りようとは思っていたのですが、ダンナから「買ってないの?」と言われ、Amazonで他のものを注文するときにドサクサ紛れに注文。
研修の行き帰りの電車の中であっという間に読了。
高校生のみなみちゃんが、野球部のマネージャーになる。
友情、難病、結果とプロセス、指導者と部員、上下関係、など、なぜかドラッガーの経営書に解決のヒントを得て、学校中を革新(イノベーション)を実現させ、甲子園をただの夢物語に終わらせない。
人物描写が、秋元康の下でマネジメントに関わっているAKB48(あとがきに触れられています)の影響か、巧みにかき分けられている。
電車の中で、危うく、涙するところでした。

この路線で、「高校中退のボクが『資本論』を読んだら」なんていうビギナー向け企画が生まれるかもしれませんね。

「ドラッカーの真髄」には、その入口にも立てていない気分。