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leaf's blog

記録しておきたい文章を綴ります。

NINAGAWA+幸四郎 対談

(財)埼玉県芸術文化振興財団の芸術監督である蜷川幸雄と各界のアーティストによる公開対談シリーズ「千の目(まなざし)」。
地元熊谷会館で観覧者を募集。めでたく当選し、自転車で会場へ。
蜷川さんがはじめに登場。打ち合わせでは顔を合わせていないとのこと。
舞台上でお互いの挨拶に始まり、70年代の「ロミオとジュリエット」(中野良子さんがジュリエット役で、幸四郎さんは女形でない本物の女優がうれしかったそうな)、「リヤ王」「王様と私」ロンドン公演の話など、二人の共通項を探りつつ話をしていったので、ストレートな歌舞伎の話しはあまりなかった。
1時間の予定だったので、あっという間だった。「娘、松たか子のDNAは、母親からのもの」とのエピソードが面白かった。
白鴎さんの奥さま、吉右衛門のお母様にもあたる方は、歌舞伎の芸事に秀で、「天才が専業主婦になった」と言われるほどの才女。
今では地方巡業の際、電線工事をしている電柱の上から「松たか子、いいね! オヤジさんもがんばってね」と声援を受けるほどだとか。
歌舞伎の名作を叙事詩のように演出してくれないかと蜷川さんに申し出ていた。
さいたま芸術劇場のシニア劇団の台詞覚えがままならないことに触れ、幸四郎は「明け方4時がいちばん頭に入る。皆さんもぜひ」と提案していたが、歌舞伎の夜の部があるときの明け方4時は、一般人とは時の流れが違うはず。参考になるかな???
終了後、宣伝のためか、客席に残り、写真撮影のご協力を呼びかけられたが、次の約束があり、会場の外へ。
二人の生対談。二度と観られないでしょう。