４月からのＮＨＫ教育テレビ（「３チャンネル」は、地デジ時代では死語？）で、「ハーバード白熱教室」と「スコラ−坂本龍一音楽の学校」という番組を観るようになりました。
この２つ、とても充実していて、地元の公開講座や通信教育では体験できないレベルの高い内容だと思います。
「ハーバード白熱教室」は政治哲学について、マイケル・サンデル教授が「正義」をテーマに語っています。
講義には難しく、ハーバードの学生でさえ、あくびをしている場面にほっとしますが、選択を迫られる数々の問いかけに、毎回「思考停止状態」の自分を自省することになります。
「スコラ-坂本龍一音楽の学校」では、４月のテーマはバッハ。懐かしいインベンションなども取り上げられました。
５月はいよいよジャズ。
山下洋輔さんがピアノを弾くと、教授も弾きたくなる。
教授、ジャズ・セッションは初めてだとか。
初回はジャズの歴史でした。
高い学費を払わずとも、この半年は、２本の番組を追うことで、知的好奇心は十分満たされます。
本当は、ハーバードの講義、英語でも聞き取れるといいのですが…それは無理。
