leaf's blog

記録しておきたい文章を綴ります。

さよなら歌舞伎座 Part1

4月の公演を最後に、改築に入る歌舞伎座
4月の公演は3部制で、出演者も豪華。
3月15日の一般発売のWebページには、たどり着けないありさま。
それでも翌日に運よくあった第2部3階席2枚を手に、雨の歌舞伎座へ。
演目は「寺子屋・三人吉三・藤娘」。
それならと、塾でご一緒だったマミさんと。
お仕事を休んでまで駆けつけてくださったマミさん。伝統芸能にも造詣が深く、特に、狂言の公演に京都に行くくらい。しかも車で!
さて寺子屋。後半になると、仁左衛門さん、勘三郎さん、玉三郎さん、幸四郎さんが並んでいる。こんな配役、あり得ない!
子役は金太郎くん。義太夫は、綾大夫さん。
三人吉三は、団十郎菊五郎吉右衛門。これまた白眉。
そして藤娘は藤十郎
オールスターキャストでございました。たっぷり。
終演後、東大夫さんと一瞬会えたのですが、彼は3部の出演のため、着物姿。かっこいい!
4月は東大夫さんが出演される3部だけが観られないので、そのことを詫びると「そんなもんだよ」と大らかなお返事。
この10日間に、3回も歌舞伎を観られる幸運。
3部制のコンパクトな時間配分も助かりました。
帰りに筋書きを眺めると、やはり充実した内容。各出演者が「歌舞伎座の思い出」を語っています。