leaf's blog

記録しておきたい文章を綴ります。

人助け? 人騒がせ?

たった今、起きた事件!です。
昼下がり、市役所の近くを歩いていると、歩道の障害物に身体を預けて、動けないでいるようなご老人を発見。80歳前後で、杖をついている。
酔ってはいないようだが、もう移動はできないご様子。
見捨てておけず「どうなさいましたか?」と声をかけたところ、「家に帰りたい」とのお返事。
ご住所は? と伺うと、住所表示のあるネームプレートをお示しになったものの、こちらに不案内なリーフには、歩けそうにない地名。
「お迎えは?」「どうやっていらしたのですか?」と伺っても、まったく要領を得ないお答え。
保険証をバッグから取り出すのかと思いきや、古い写真のミニアルバムを見せられ、「若いときには、30人も殺した・・・」物騒なオヤジである。
駐車しようとしているNTTの車をよび止め、男の作業員にどうしたらいいか相談。
「私も会社の車だから、勝手には乗せられないし・・・」と困り顔。
仕方なく、こちらでお世話になっている、市職員にTEL。長寿いきがい課というところだし。
すると、お若い男の職員2名を派遣してくださった。市役所から近くだったのが幸いした。
若い職員にも古い写真を見せて「もっとよくみておくれ。30人も殺したんだ」。若い職員苦笑。
もう一人の職員が家族に連絡を取り、自宅まで車で送ってくれるとのこと。
車のある市役所まで歩いて移動する足ぶりを見ると・・・スタスタ歩けるじゃん!
まったく、忙しい市の職員を煩わせ、自宅まで送らせ、これが確信犯や愉快犯、再犯だったら、許せない!
さて、リーフは、人助けをしたといえるのでしょうか?
あるいは、人騒がせな人だ。と、今後、こちらの市役所でも注意人物としてマークされてしまうのでしょうか?