leaf's blog

記録しておきたい文章を綴ります。

選挙が終わり…

衆議院選挙は、民主党の圧勝で、政権交代が現実のものとなりました。
今回の選挙は、転居後初めての選挙で、地方情勢も気になるところでしたが、それよりも個人的に気になっているのは、ソマリア沖の海賊対策に、同級生が自衛隊の責任者として派遣されている状況に、選挙後の政権がどう対処するつもりなのか。その一点でした。
責任者としての重い責務、「日本の船舶支援」「日本人の生命を守る」という役割を果たすために、もし彼が流れ弾に当たるようなことがあったら、それは決して英雄ではなく「犬死」としてそっとやりすごされるのではないか。
麻生総理が、地元の駅の街頭演説に来るというので、その点をどのように話すか、興味を持って出かけたのですが、「ソマリア沖で海賊が出るんです」「海賊って知っていますか?」「民主党は、この法案審議の際に、国会で反対したんです」ということだけで、「これから自民党はこうしていく」という方策にはほとんど触れませんでした。少々失望しました。
その時点ではすでに、民主党は、ソマリア沖の海賊対策については、継続の方向を打ち出していました。現実的な判断です。
それを踏まえての麻生総理の演説を聴きたかったのです。
今後、数年後、国際紛争地域でも今回の武器使用を拡大解釈される懸念はないのか?
核持ち込みの密約があったとか、なかったとか、あれこれ報道されていますが、出身地の横須賀に核が存在する可能性は大きいのです。それをどうするのか?
少なくとも、民主党政権になって、隠蔽体質が、改善されることを期待しての選択をしました。
驚愕の事実もあると思います。それを一つ一つ、丁寧に判断してほしいと思います。
恐れるのは、民主党政権が「任期4年のうちに、できるだけ改革を」と、政治的判断が拙速に傾き過ぎることです。