leaf's blog

記録しておきたい文章を綴ります。

愛を読むひと

1日なので、1000円で「愛を読むひと」を観にいく。
原作『朗読者』は、何年前に読んだのだろう?
ベストセラーになったラブストーリーという記憶だけで、引越しの際に、処分してしまったようだ。
さて、ケイト・ウィンスレットがアカデミー主演女優賞を獲った映画だけに、彼女の成長著しい演技力が堪能できた。
ベルリンを舞台にしているが、登場人物は、皆、英語で会話。
私たちは字幕で理解するのだから、ナンだか変なのだが、致し方ない。
ナチスドイツの歴史の根深さを垣間見せられるストーリーで、しかしそれ以上に、お互いを思いやる時間の経過に落涙。
何が「恥」なのか、贖罪のあり方、深く愛することなどなど、考えさせられる映画でした。
前半、女性二人で観るには、赤面してしまうシーンもありますが、暗いスクリーンの中、それ以上の感動を得ることができます。