- 作者: 小杉健治
- 出版社/メーカー: 双葉社
- 発売日: 2009/05/13
- メディア: 単行本
- クリック: 21回
- この商品を含むブログ (4件) を見る
この作家の著作は初めて読みます。
裁判員制度を描いている「近未来小説」に分類させるのでしょうか?
「12人の怒れる男」に近いのかな?
介護問題も扱っており、ある一人の疑問から、裁判の流れが見直されます。
たった3日間しかない、裁判員制度の弱点もついています。
3日間であれ、裁判員という「非日常」の役割を全うすると、「現実に戻るのね」という最後のページの言葉も沁みます。