leaf's blog

記録しておきたい文章を綴ります。

家族

家族

家族


この作家の著作は初めて読みます。
裁判員制度を描いている「近未来小説」に分類させるのでしょうか?
12人の怒れる男」に近いのかな?
介護問題も扱っており、ある一人の疑問から、裁判の流れが見直されます。
たった3日間しかない、裁判員制度の弱点もついています。
3日間であれ、裁判員という「非日常」の役割を全うすると、「現実に戻るのね」という最後のページの言葉も沁みます。