leaf's blog

記録しておきたい文章を綴ります。

十二夜

新橋演舞場、昼の部を観覧。
尾上菊之助菊五郎左団次、亀治郎、時蔵錦之助などなどが出演。
2005年の初演を歌舞伎座で観ていた。
先日のロンドン公演をハイビジョン中継でも観ていた。
3回目になる、十二夜の観劇。
シェイクスピア十二夜が原作の蜷川歌舞伎。
舞台に、大きな鏡があり、客席が映ったり、俳優の後ろ側が映し出される。
今回は、3階左の一番左という残念な席だったのだが、この鏡のおかげで、俳優の後ろ側、死角の部分も、意外に見えたり、前からでは見えない角度を楽しむことができた。
特に、麻阿役の亀治郎。
初演のときもピカイチだったが、今回も。
ほくろをつけて、歌舞伎を超えた女形を演じる。
特に、匍匐前進、グーパンチなど、「ありえない」アクション。
これを観てしまったので、その直後の大河ドラマ武田信玄、ちーとも面白くなかったのだ。
「決闘!高田の馬場」と、この麻阿役は、彼の芸達者ぶりが遺憾なく発揮されている。
安藤英竹役は、初演の松緑さんが印象的だったのだけど。
最後の双子は、初演のときより、じっくり見せていただきました。