leaf's blog

記録しておきたい文章を綴ります。

重力ピエロ

レディス・デーを利用し、伊坂幸太郎原作の「重力ピエロ」を映画館で。
必ず観なきゃと思わせた要因
1.全作読破している伊坂幸太郎原作だったので
この伊坂幸太郎を知ったのは、厚木の大学の研究室でのこと。
院生に「何、読んでるの?」と聴き、貸してもらったら、こちらがはまってしまって。
今では、新作「モダンタイムス」まで、買って読んでいます。
2.加瀬亮くんが出演していること
映画「それでもボクはやっていない」、ドラマ「ありふれた奇跡」の自然な演技に魅了され、注目していました。
今回も、期待を裏切らない、奥の深い人を演じてくれています。
ということで、ストーリーをすべて覚えていたわけではないのですが、春が出てきて、夏子さんが出てくるうちに、伊坂ワールドに引き込まれました。
東北のロケも印象的です。
原作は、もう少し、微に入り細に入りという表現手法が展開されていたと思えるのですが、映画としては、まとまっていました。
他の伊坂幸太郎原作の映画が、若者のガチャガチャしたムービーに思え、観る気がしていなかったのですが、これは○。
春役の青年も、透明感があって、あれならドキドキします。
小日向さんの父役、鈴木京香さんの母役も見事です。