ゆうとりあ

ゆうとりあ

図書館の新刊を検索していたら、団塊世代の田舎暮らしで起こる数々の事件のようで、横須賀（実家）への行き帰りに読了。
営業職を退職後、田舎で蕎麦打ちの店でも始めようかと、妻からの誘いもあり、富山県のある街へ移り住む主人公夫婦。
子どもの思いも複雑だったが、とりあえず、田舎暮らしをスタート。
ご近所、自治体、お隣地区のお歴々。慣れない人間関係だが、何とかしていく前半。
後半は、自然との対峙。
いのしし、猿、熊とのサバイバル。
犬に咬まれたトラウマも、だんだん飼い犬にぺろぺろとなめられ、可愛がるほどに克服。
おやじバンドでデビューする同僚。会社を起こす者も。
そして四国へのお遍路。
50代の定年間近の者にとって、田舎暮らしは、誰しも一度は夢見るもの。
でも、こんなことも考えておかなくてはいけない。安易は判断は後悔の元。
50歳を過ぎたサラリーマン、全員必読！