- 作者: 重松清
- 出版社/メーカー: 小学館
- 発売日: 2009/01/16
- メディア: 単行本
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重松清、初めて読みました。
同世代の「泣かせる」作家のようで、敬遠気味でした。
でも、新刊が借りられたので、2段組の分厚い1冊を、コミックでも読むかのように、スキマ時間に読了。
3年前に、ガンで妻を亡くした夫が、子どもとともに、故郷「希望が丘」に転居してくる。
子どもとの時間を大切にするために、チェーン塾の塾長としての再出発も兼ねて。
そこには、一つ上の妻との思い出が、娘のクラスの親を通して、偶然蘇る。
「チクリ」と「エーちゃん」。
家族を守るため、妻との思い出を昇華させるため、パパはがんばるのだ!
娘がいじめに巻き込まれ、それが陰湿な先生からのいじめだったりして。
塾経営は、支部スタッフから嫌味を言われ続け。。。
最後に涙がどぼーっと出てしまいました。