leaf's blog

記録しておきたい文章を綴ります。

容疑者Xの献身

レディスデーを思い出し、駅ナカの映画館へ。
東野圭吾の原作本を読んでいました。
劇評で、堤真一と松雪泰子が好演しているというブログを読んでから出かけたので、そうなるともう、ストーリーは見えていました。
それでも、なぜ、テント暮らしのベンチにいた人がいなくなったのだろう?とは不思議だったので、最後の謎解きは、予想を超えていました。
堤真一さんの半開きの目の表情は、なかなかでした。
松雪泰子の「これじゃ同じじゃない!」という台詞も、突き刺さりました。
確かに二人とも、こんなに巧い役者だったのか。
福山雅治さんと柴崎コウさんは、いつも「コウ」。
山登りの場面、どこからどこまで「本気」の撮影だったんだろう?
結局、物理も数学も、「雰囲気」を漂わせるだけの小道具の一つでした。
これをみて、頭が良くなるわけではありません。
でも、最後に滂沱(!)でしたから、星三つ。