チーム・バチスタの栄光(下) 「このミス」大賞シリーズ (宝島社文庫 600)
- 作者: 海堂尊
- 出版社/メーカー: 宝島社
- 発売日: 2007/11/10
- メディア: 文庫
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海堂尊の新作の広告を見て、「だったら、1冊目から読みたい」と思い、図書館で予約すると、すぐ「用意できました」とのメール。
厚木への往復のお供に。
心臓バチスタ手術の成功を続けてきた医療チームが、思いがけず、手術時の死亡という悲劇に立て続けに見舞われる。
院内調査チームのヘッドに、冴えない「昼行灯」とも揶揄される医師「グッチー」を指名し、何とか真相を究明しようとする院長。
後日、厚生省の調査官も加わり、高度な企みが暴かれていく。
コンテスト受賞時には、「チーム・バチスタの崩壊」というタイトルだったのが、出版時には「栄光」となっている。
著者は現役の医師だけあり、専門的描写のレベルは相当高そう。
でも、専門知識に長けてなくても、エンターテインメント性もあり、読み進めやすい。
次作「ナイチンゲールの沈黙」も、図書館で借りることができた。