leaf's blog

記録しておきたい文章を綴ります。

対決 巨匠たちの日本美術

上野の東京国立博物館で開催されている、「対決 巨匠たちの日本美術」展を訪れた。
地元のタウン誌に応募してゲットした、ペア券を携えて。

数日前に、朝日新聞が高階秀爾氏が寄稿していたので、俄然、興味が湧いた。

上野までは高崎線一本なので、上野がこんなに近く感じられたのは生まれて初めて。
今までは、リーフにとって上野は「山手線の裏側」だった。

公園口からは、展覧会や動物園を目指す、人の波。

年配のカップル(我が家を含めて?)が多い様子。

開館の9時半に合わせて入場したが、すでに入場制限。

イヤホンガイドを求める列を横目に、ただただ名作の「対決」を楽しんでみた。

運慶「地蔵菩薩坐像」と快慶「地蔵菩薩立像」に始まり、俵屋宗達尾形光琳の「風神雷神屏風」、喜多川歌麿「ポッピンを吹く娘」と東洲斎写楽「奴江戸兵衛」の浮世絵対決など、個人展にはない、面白さを堪能した。この展覧会は17日まで。

フェルメール展も。と思ったが、この人波を再度かいくぐる勇気はない。

会場を出るときには、入場を待つ人の列が長くできていたし。

きっと都美術館(フェルメール展の会場)も同じだろう。

秋葉原で食事と買い物をして、神保町の本屋に行きたいという連れを制し、帰りの電車では爆睡。