仕事を終え、エレベーターで階下に降り、バス停に向かうところで、後ろから「すみません」と声をかけられた。
私でない他の誰かにだろうと、はじめ無視をして、歩き続けると、再度「すみません」。
やはり私にだった。
キャンパス内で知らない人から声をかけられることなど、あるはずがないと思っていた。
立ち止まって改めて話を聴いてみると、先方は私のことをご存知の様子。
私の研究室関係で、バングラデシュからの留学生は来ていないかとのお尋ねだった。
心当たりはなく、しかも、大学の学科分類に長けていなかったので、どこの研究室が同じ関係なのかもよく答えられない。
それでもアジアからの留学生は、タイ関係者しか知らず、お役には立てなかった。
改めてそこでお互い自己紹介とご挨拶。同じ建物の上の方でお仕事をされている方とか。
ちょっとセキュリティ関係でセンシティブになっていたときだったので、過剰防衛気味だったと反省。
