NHK・BSで深夜「黄金の洋楽ライブ」という番組の再放送があり、1969年制作の「スーパーショー」という番組を録画して観た。
当時は、ロックとジャズの融合ということが「あり」で、ドラマーがリーダーとなり、ジャズのようなアドリブがロックのリズムで延々と流されるのだ。
「何をやっているかわからない」とか、「メロディーラインがない」と一見思えるのだが、なかなか奥深いものがある。
60年代に、シングル盤サイズで１曲の長さが固定されつつあったのだが、ライブではそれに異を唱えるように、ミュージシャンが時空をリードしているのだ。
今では誰もやらない奏法のようだ。そうだ、考えてみればもう50年も経つんだから。
