三谷幸喜TV初脚本作「振り返れば奴がいる」のビデオ、２回目まで視聴。
織田裕二がクールな悪役を演じているのだが、どうにも、あの「いい顔」を一生懸命堪えているように思える。
三谷脚本なので、西村雅彦、梶原善、小林隆、宮路雅子という劇団の仲間の多くが顔を出している。
中村あずさの巨大なイヤリング、鹿賀丈史さんの派手な衣装に、時代が感じられる。
手術場面が、結構リアルなので、顔をそむけてしまう場面も。
２回目、死亡宣告された患者に、心電計がなぜか外されず（看護婦のミスということになっていたが）、後刻生き返るという手法を繰り返していた。
「ありえねえ〜」。
当時の手術は、医者の肉眼で術部を切除していたかのように描かれていたが、今ではほとんど患部を拡大したモニター越しに手術を行っているのではないか？
思わず「織田さん、視力は大丈夫？」とつっこみを入れたくなった。
まあ、三谷さんも、当時から忙しかったはずで、長期間、医療機関をリサーチしたとは思われず。
そんなこんなで、つっこみどころ満載なのですが、コマーシャルもカットされていたので、この先の展開が非常に楽しみ。
