leaf's blog

記録しておきたい文章を綴ります。

ベネッセ社長の交代劇

ベネッセコーポレーションの森本社長が、今日発売の週刊誌の女性スキャンダルの責任を取って、辞職し、創業者一族の福武氏が新社長に就任することになった。
つい先日、テレビ東京の「カンブリア宮殿」で村上竜氏のインタビューに答えていたのを録画で観ていた矢先の出来事。
私も、少し仕事でお世話になったので、テレビも興味深く観ていたし、そのとき、SONYから転身した森本社長の手腕を見事だと感じたばかりだったので、相当びっくり。
今朝の朝日新聞の経済欄に小さく掲載されており、Yahooニュースでチェックし、夕方には、その週刊誌も本屋で立ち読みした。
そうか。愛人を社長室に抜擢してしまったのね。しかもすでに社内結婚している方なのです。
森本前社長、SONY時代も醜聞があったらしい。
その挙句、創業者一族に社長職を戻すことに。
結局は、身内ならスキャンダルを起こさない潔白さが証明できるということか。
カンブリア宮殿」では、福武会長に森本氏は全幅の信頼を受けていたようだったが。
本社のある岡山からは目が行き届かなかったのか?
ベネッセは、女性が働きやすい職場として、新卒希望者も毎年多い。また、赤ペン先生と呼ばれる家庭の主婦と数多く契約し、多様な働き方を提供している「女性にやさしい」会社である。
それだからこそ、今回のトップの不祥事は、「ペコちゃんが舌を出した」のと同じくらいのがっかり。
創業者一族ではなく、外の血を入れて会社に新しい風をもたらすはずが。その流れをも止める「がっかりの2乗!」です。