leaf's blog

記録しておきたい文章を綴ります。

今どきの学生

研究室の4年生が、卒論発表を控え、リハーサルを重ねている。
昨日、今日と二日間、仕事の合間を見て、見学させてもらった。自分のプレゼンも控えているので、得るところは多いと思われたので。
ある学生の発表が終わり、先生がコメント。「ここの説明が抜けているよ」.
「しました、しました!」。
その言い方があまりにきつく、びっくりしてしまった。
「最近の学生は叱られるのに慣れていない。社会人になったら、少し怒られたくらいで、腹を立ててはいけません」と、先生は最後に「一般論」として、その学生に向けメッセージを送っていたが、その言葉は本人にどこまで届いたのだろう?
リハーサル終了後、「今の学生は難しい」と先生は私のところにそっと「本音」を漏らしに。
彼らは、自らのふがいなさを嘆き「ダメだ」「ダメだ」と数時間虚脱状態。
次の手をさっさと考えろよ!と叱咤激励したくなるのをひたすら我慢。
前日のMITの放送を彼らが見たら、きっと唖然としそう。
私たちの時代は、先生からの指導は「絶対的」なものだったのに。
どうしたらこの「危機感のなさ」から脱却できるのだろう?