leaf's blog

記録しておきたい文章を綴ります。

ミンボーの女

ミンボーの女 [DVD]
結局、浅草歌舞伎は断念し、自宅。
WOWOWで放映していた伊丹十三監督映画「ミンボーの女」がハードディスクに残っていたので、それを視聴。
民事介入暴力と闘うホテルが舞台。
ホテル側の矢面に立つ大地康雄さんが、父そっくりだったので苦笑。
宮本信子さんのアクの強い演技に少々辟易させられるし、伊丹十三監督の映画って、どこかで不必要なヌードシーン(今回の場合は、クラブでのやらせ)があったりして、気分がいいものではないのだが、社会問題を多くの人に認知させる効果(=大衆化)は絶えずあったのだと思う。
伊丹監督が不可解な自殺を遂げてから、宮本信子さんは出る映画がなくなり、ジャズ歌手に転身している。
宝田明さん演じる総支配人が、弁護士の井上まひる(宮本信子)を抜擢するのだが、その後、自らがトラブルのタネを巻き、窮地に陥る。危機管理意識、なさすぎ。
1992年公開ですでに15年ほど経つわけで、ケータイ電話の大きさ、ファッションのずれが物悲しかった。