前夜、小田和正の「クリスマスの約束」というコンサートを録画していたので、それを観た。ゲストにSMAPの中居正弘くんが出演すると番組欄にあったので、「あの中居くんが、小田さんとどんなハーモニーを聞かせてくれるのだろう？」との興味で。
二人で「夜空のムコウ」を小田さんの生ギター１本で聞かせてくれたのだが、なかなかの唄っぷりだった。
夜、「金スマ」で、そのドキュメントを放送していたので、それも観てしまった。
どれだけ、ミスマッチな人選だったか、中居くん本人が一番気にしていた。
「僕はミディアム歌手なんです」との迷言もあり、「唄ったことがない」というのも、本音であろう。なぜ、SMAPの他の４人ではなく、自分が呼ばれたのか、本当に気にしていた。
ステージでは、「それを語ったら、半年か一年かかる」と小田さんははぐらかしていたのだが、コンサート前、カメラの前では「素に戻った中居くんが歌えば、一皮むけるはず」という趣旨のコメントを発していた。
「金スマ」レギュラーの飯島愛ちゃんは「小田さんがハモったとき、中居くんがつられてしまわないかと心配した」。でも、しっかり主旋律をキープしていた。観客の手拍子を止めたのも、小田さんらしかった。
汗びっしょりになって、中居くんは歌いきった。
これからは、SMAPにハーモニーを求めるのは酷だろうか？ ゴスペラーズほどにならずとも。
