- 年に一度の地元での歌舞伎。友人竹本東太夫のお仲間、竹本葵太夫さんがご登場になる。せっかくなので、公演の前後にお会いしたいとお願いしていた。
- 地元にいらっしゃるということで、手土産をどうしようと思っていたが、午前中、鮎の甘露煮、鮎せんべい、地酒を買い求め、ネットで「酒ビンを風呂敷で包む方法」を学び、暑い日差しの中、日傘をさして会場へ。
- 1幕目のご登場なので、終演まではいらっしゃらないらしい。会場到着後、時間があればお会いしましょう。とのことで、ロビーでお待ちする。
- 葵太夫さんは、同じ歳なのですが、落ち着きがあり、キリリとしたいなせな方で、江戸の風情を漂わせている。大島ご出身ですが。
- 強行スケジュールなので、声を患われており、非常に心配していた。まだ本調子ではないようだったが、私との会話も一生懸命「務めて」くださる。開演前に申し訳ないことだ。
- 8月も、本公演は休演だが、様々な催しでご指名があり、なかなか「夏休み」とはいかないらしい。9月はまた旅公演だし。
- 地元大島では、伝統芸能についての講演をされるらしい。「こういうご希望も最近は多くなっております」とのこと。本当はこの地元でも語っていただきたかった。
- 「ではまた」と楽屋に戻られ、私は海老蔵、團十郎の舞台を堪能させていただきました。
- 葵太夫さんは、歌舞伎界でも貴重なHPを作成していらっしゃいます。ぜひご覧ください。