- 歌舞伎座に、「研辰の討たれ」を観に行きました。
- 1時半頃の急行で3時には幕見席の列に並んだのですが、先日よりは10人ほど後ろで、「いい席は無理だな」と思いました。それでも前列+通路側という願ってもない席を確保でき、ラッキー。幕見席とはいえ、私のように3幕続けて席をキープし、通しで観る方が多かったようです。
- 義経千本桜は、菊五郎さん? 今更? のキャスト。これが獅童さんだったら、もっと良かったのに。松禄さんも出演されていましたが、あまりの端役。
- 玉三郎の鷺娘。きれいでございましたわ。30分という時間もちょうどよし。
- 3幕目に入ると、立ち見も二重で大盛況。私は、この演目に獅童さんが出るとは知らなかったのですよ。しかも、この日に観に行こうと思っていたのは、週の初め。もちろん、獅童さん結婚報道は知る由もなく・・・。
- 研辰の討たれは、野田秀樹さんの演出で、もうネオ歌舞伎。回り舞台を有効に生かして、現代的なせりふ回しで「ジェラシー」とか「ユニオン」とか、出てきちゃいます。動きでも、アンガールズ、波田陽区の「残念」、「あるある探検隊」のマネとか、もうてんこ盛りで涙が出るほど笑わせてもらいました。
- 勘三郎さんもノリノリで獅童さんを含む剣術の弟子たちに向かって「結婚するヤツもいるんだからなあ〜」とか、最後のカーテンコール(これもこの演目だからこそ!)の際に、獅童さんの右手を高々と挙げて、万来の拍手を浴びていらっしゃいました。あったかいんだなあ〜。
- この日に観ることができて、最高でした!